深川祭り

「深川祭り」奮戦記

  富岡八幡宮における「深川祭り」，略して「深川八幡祭り」とか単に「水掛祭り」と言われる大祭が平成26年8月17日に取り行われました。



  撮影会係の鈴木さんから8月例会時に紹介がありました。「50基を超える神輿が深川一帯を練り歩き，これらに水を掛ける勇壮な祭りだよ」とのこと，しかし，人出が多いので集団行動が難しいとの見通しから個々人で出かけることになりました。

  私，福山は，少し遅めの11時頃に地下鉄東西線の門前中町駅に降り立ちました。神輿が富岡八幡宮に向かうクライマックスの場所・時間帯を狙うつもりでしたから。

  電車はわりと空いていて，カメラを持った人がいなかった訳ではなかったものの，思った程ではありませんでしたが，駅から地上に出てみてビックリ。都内でも広い方だと思われる永代橋通り，そこがホコ天になっていて，人の波・波状態だったからです。

  そこで見た最初の水掛は ，トラックの荷台にブルーシートを張り，その中へ消防用の太いホースから注水。いくら水を撒いても足りなくなることはありません。撒いている人々は撒くことを楽しみ掛けられている人々は禊に喜びを振りまいていました。

  やがて永代橋の西側でお昼の休憩を終えた神輿が 富岡八幡宮に向けて移動し始める共に一段と人混みが激しくなり，消防士が神輿にホースで水を掛けるのが遠目で見えていきました。アッ！「本当に神輿に水を掛けるんだ」と初めて見る私を驚かせたものです。しばらく進んで，先ほどのトラックの前。回転しながら支え持つ神輿に目いっぱいの水が掛けられる。

  これが50基以上も練り歩く姿には目を見張るものがあります。その様子を夢中で撮っていたらシャッターが下りなくなり，アレ？  カメラを見たら「Full」マークでした。これ以上は撮れないんだと言うことですね。
  ついでに時計を見たところ午後の3時過ぎです。夢中で歩き回っていたら昼飯を忘れていて，気が付けば急に腹ペコ。出来の悪い写真を削除して更にの気力もなく，只々帰りの「地下鉄に乗るまでには何かを食べなきゃ」と思いつつ，辿り着いたのがマグドナルドでした。以上，富岡八満宮まで行けなかった我が奮戦記です。