2015年1月31日土曜日

撮影会係りの活動 2


「都立小山田緑地」撮影会に参加して
平成27131
  撮影会係から第2回として提起された130日(金)の「都立小山田緑地」撮影会に参加しました。同日朝,雪の中を9時に高幡不動駅前のロータリー東側に集合した3名(係りの鈴木さん,代表の青木さんと私福山)が青木さんの車で現地へ向かいました。場所は東京都町田市下小山田町にあり,東京国際GCと日大三高の中間地点に当たります。目指したのは,右図下部の四角い囲みを施した「本園」でした。雪の中を930分頃に到着。先着車は2台程でしたでしょうか。その中に大きな3脚を取り出している人があり,「やる人はやるんだなァー」と思った次第です。
 私たちも負けじと準備を進め,銘々は50メートル程先の「調整池」からアタック開始。そこには私が予期した以上の降雪の景色があり,しばし佇んでしまいました。左図が調整池の全貌です。この雰囲気をどのようにカメラに収めるものかと思いを巡らすのでした。木々に咲いてる雪の花,どんなに細い枝にさえ, 滴らないで霞む様。私の力では及ばないとの残念を持ちながらシャッターを切り始めるのでした。右下図は,左図の奥の方に見える「下池」への階段付近を切り取ったものです。雪のある木々と具合よく調和しているかどうか?難しいもんですね。
こうして「下池」,「上池」,「ため池」を過ぎ,やがて孟宗竹の林がある坂道の麓に差し掛かりました。手入れが行き届いている太い竹に「立派な竹だねー」などと言いながら撮りました。頭を深く下げているのは,雪が降るこの時しかないなととその風情を味わいました。私がこれと思ったのは竹林とその左際を”C”文字型に登る道とのコンビネーションで,これを撮りたいと思ったのですがその道の真ん中に三脚を構えてこちらを覗いている人がいて,少し待っても動く気配が無く,その先客に譲ることにしました。
 その後に左方に迂回して15センチ程の積雪があった「みはらし広場」,「運動広場」を経ながらシャッターを切り,駐車場へ戻りました。時刻は 1140分頃だったでしたでしょうか。      
 前日に撮影会係りへ「雨天決行ですか?雪が降るとの予報もありますが」と尋ねたところ「雨天決行します。雪,それならなおケッコウ」とのこと,行ってみて本当に良かったと思いました。写真係りの鈴木さん有難うございました。青木さんには雪の中に車を出してていただきお世話になりました。,雪は終始降り続きましたが風もなく,寒さも程々,体力的にも問題ありませんでした。これで立派な写真が撮れていれば申し分なしです。
 そう言えば一つだけ重要な忘れごとがありました。それは,フラッシュを焚くことによって舞い落ちる雪がどの程度に強調されるかを試すことでした。昨年の大雪の時にはやってみましたが,今回は残念でした。
  ただ一つ厳しかったこ,それは小野路で採った昼食の「かき揚うどん」でした。味は申し分なしでしたがそのボリュームが何とも・・・。
 (福山記)

2015年1月15日木曜日

撮影会係りの活動 1



撮影会係り「フォトギャラリー巡覧」に参加して
平成27115
19日開催の月例会で撮影会係から提起された114日(水)の「フォトギャラリー巡覧」に参加しました。朝9時に高幡不動駅に集合した全7名,係りの鈴木さんの先導により,都心に向けて出発しました。巡った所は次のギャラリーでした。

小川町  オリンパスプラザ東京 ギャラリー         紅陽会 写真展  「富士」
銀座       ギャラリー・アートグラフ                  18才の静物 加納典明」
キヤノン ギャラリー銀座                        GOTO AKI 写真展  LAND×FACE
六本木   フジフィルム スクエア ギャラリー       白旗史郎作品展  
新宿      富士フォトギャラリー新宿                    CREATE主催公募展
                                                 山岳写真展 2015
キタムラ フォトギャラリー新宿               日本の祭りコンテスト
                                         優秀作品展
             アイデムフォトギャラリー「シリウス」  吉野 写真展
                                             「ネイチャー・ワールド」
             
年初であることもあり,岡田 紅陽さん他の富士山の写真が鑑賞できました。また,当サークル今年の課題である「祭り」に関連しての作品を閲覧できたことは幸いでした。何れも専門家の写真ですから流石の感動を与えていただいた14,000歩余の一日でした。
当サークルの富士山の専門家である関さんがご一緒できなかったのは残念でした。鈴木さんには企画・下調べ・先導をいただき,有難うございました。

以下は雑談です。
あるギャラリーでの案内者が,「銀塩といえどもそれをデジタル化して適当な修正を施し,更にそれが適当にプリントされてしまうのは我慢できない」との要旨でデジタル嫌いを力説されていました。「今,人類が獲得している利便性は,デジタルの普及でどれ程のものを手にしたか計り知れない」との思いから残念を感じてしまいました。

ピンボケなしのカメラの話がありました。これは既に400$と500$のバージョンで商品名「Lytron」で販売されているようです。撮影のために取り込む光線の方向情報も記録することによって,撮影した後に焦点を希望する位置に設定できるそうです。しかし,カメラブレに対しては効果がないとのこと。私見ですが,被写界深度についてはレンズの絞りや焦点距離に依存するでしょうから,この点は従来どおりでしょう。また,他社が製造するには,きっと特許問題が付いて周るでしょう。
(福山記)

2015年1月13日火曜日

「作品学習会」の紹介


1月例会での「作品学習会」の紹介

  月例会では会員各自が5枚程の写真を持ち寄り,小池さんに進行係りをお願いして相互に意見交換を行います。その模様を簡単に紹介させていただきます。
  1. 各参加者が持参した5枚の作品を机上に並べ,参加者の全員がそれらを閲覧します。これは,予備知識なしに写真が語りかけることを受け止めてこの後に行われる意見交換に繋げるためです。この間,15~20分。次いで,全部の作品を一同に前面に掲示します。
  2. 作品に対する意見交換は,各参加者が順番に行われます。
  3. 掲示されている自分の各作品について撮影場所等を簡単に説明します。
  4. 各参加者から「いいなー」 と感じた作品に挙手をもって評価を示して貰います。
  5. ここからが意見交換になります。撮影者からの作品への思い入れや各参加者からの質問・意見交換などがあり,感性を高めていく基にしていきます。
  6. とは言え,写真に対する感性は人によって違うわけですから,必ず一つの方向に纏まるとは限りませんが,次の作品作りには大変役立っています。
   具体例でお示しします。
○撮影者(福山さん)の言葉 
これは11月下旬に「妻籠宿」で撮った「つとっこ(干し柿)」のある土産物店です。

渋柿を吊るし,甘くなってから食べるそうです。軒先に鮮やかな柿色が印象的で撮りました。

○参加者意見の纏め
この作品の主題は「つとっこ」だと思います。

「店」に「つとっこ」があることに深い意味があるのであれば,もっと説得性のある「店」が欲しいですね。しかし,この場合では両者の相互の関係が弱く,「店」の部分を少しカットした方が「つとっこ」を一層強く強調できるでしょう。

○撮影者の感想
被写体に多くの要素が入ってしまうと,本当に撮りたかった自分の思いもボケてしまうんですね。こうして振り返えればもっと違った「つとっこ」があったはずだと思いました。

次の写真のようにトリミングしてみるとその違いがよく判りました。

☆写真に興味のある方,下記メールアドレスへご一報ください。ご一緒してみませんか?
   < phc.deai@gmail.com >