2015年4月15日水曜日

撮影会係りの活動 3

「都立小金井公園」撮影会に参加して


 313日開催の月例会で撮影会係から提案された331日(火)の3回目のそうだ  小金井公園に行こう撮影会に参加しました。これは,それへの参加メモです。
人出の多いこと多いこと
 当日は雲一つない快晴で,930分にJR小金井駅北口のバス乗り場に集合した6名(撮影会係りの鈴木さん,代表の青木さん,一ノ瀬さん,小池さん,高木さんと私)は10分ほどの乗車で小金井公園西口バス停に到着。この都立公園は,南面に通る五日市街道と玉川上水沿いの過っての桜の名所に伍して名所になったそうです。入り口に立つと奥のほうに逆光でうす赤い光で眼を突く木々に息を呑みました。歩を進めると,そこは満開で花見に絶好のタイミング,ウイーク・デーにも係わらず人出が多いのも納得できました。そして私たちは,口々に「凄いねーッ!・・・」などと言いながら思いおもいの場所に思いおもいの被写体を求めて移動し,カメラを向け始めるのでした。桜と菜の花のコンビネーション,桜の木の枝ぶり,咲きかけの初々しい花一輪,逆光での花びらの輝きなど。また,木々の下で太極拳のような運動するグループ,敷いたシートで「花と団子(より?)」を楽しむ人々などなど,多くの被写体がありました。とは言いながら,皆さんの事後感想では,桜は難しい,人があまりにも多くて,太陽が高い位置だったのでなどと難儀したとのこと,このような状況下での成果は410日の例会時に提示され,相互に意見交換が行われたところです。
桜にピント
機関車にピント
 そこで,私の成果ですが,準備が整わなかったので例会時に持参できなかったのは残念でした。ここでは自己反省の一側面をお示しいたします。
 この公園の西口から入って直ぐの右側にC57型の蒸気機関車と客車が満開の寒緋桜に囲まれて鉄柵の中に展示されています。この公園での手始めに,もっとも赤い花を咲かすこの桜と存在感のある機関車との組み合わせに注目しました。そこで,展示場にある機関車と桜をどのように扱うかだと考え,①「機関車」展示場にある「桜」と②「桜」のある「機関車」展示場の二方面から試みました。①の場合の操作は「桜」が主題なので桜の主張を強めて機関車の主張を抑えることであり,②はその逆です。そのためのカメラ操ポイントは,機関車と桜との占有面積の割合調整であり,もう一つはピントの合わせ具合にあると考えて撮ったのがこれら2枚の写真です。鉄柵の中に入ることはできず,鉄柵の隙間からでは思うような画角が得られなかったことからこの程度の構図になってしまいましたとの言い訳が自然に?出てしまいました。ここは国営昭和記念公園の約半分の広さ(80ha(1ha=100m×100m))があるとのこと,この先に被写体を求めながら100枚弱のシャッターを押しました。こうして,中央口の少し先までしか行けませんでしたが, 疲れてくると自然に皆さんが集まり始めるもの,13時過ぎだったでしょうか,撮影会係りの鈴木さんから「自由解散にします」との声があり,帰路につきました。
 事後に,鉄柵がなくて桜の位置にも融通があったとして,「桜」と「機関車」がどのような組み合わせになれれば良かったのかを思い返してみても,あまりパットした結論がでません。咲き誇っているとは言え,その背景に展示された機関車がある意義を見出すのは難しそうです。即ち,私にはこれら2者の関係が頭の中で消化できていないままに,1時間もの時間を費やしてしまったのだと解りました。が,何事も経験と前向きに捉えたいと思います。  
                                                                                                                     (福山記)