2014年5月31日土曜日

5月23日(金)の撮影会報告

「両国 ~葛西臨海公園」の撮影会報告

  前告の通り1週間延期しての撮影行になりました。9時過ぎの両国駅に撮影会担当鈴木さん以下青木さん,一ノ瀬さん,高木さんに私,福山の姿。先ずは両国界隈の散策から始まりました。当日は一応晴れてるとは言え湿度が高く,空が所々で薄青く見えるような空模様でした。







  13日目を迎えた国技館前には幟旗。ヒョロッとした若手の相撲取りや見物の外国人の姿もちらほら。力士像や相撲部屋,それに吉良上野介邸や火事災害による慰霊に関する物もありました。時間を掛ければ,古き江戸から近世に亘る見るべき遺跡が界隈に数多くあるようでしたが,生憎と出船時刻までには90分余りしかなく,他は次回に期待するしかありませんでした。

  回向院(えこういん)は,10万人以上もの死者が出たとされる明暦の大火での無縁仏のために時の将軍家綱が指示して創設され,江島杉山神社は,5代将軍綱吉が病を癒してくれた鍼灸師の杉山和一に褒美を問うて,「目が欲しい」と言われて「一ツ目之橋」のたもとに領地を賜り,今になったとのことです。




  船に乗ってから上を向いたら「ハーロー」と言われている太陽の周りに丸い虹が見えていました。これが見えると,やがて雨模様になるとも言われていますが,むしろ好天方向の推移で助かりました。船は一旦遡上し,暫しスカイタワーが良く見える言問橋付近に止まってサービス。


  その後は下って浜離宮,お台場そして葛西臨海公園へ。
両岸に居並ぶビル群や数ある橋の上を渡る車の多さは,世界に冠たる日本の繁栄を象徴しているかのように立派に見えました。どうすればそんな趣が写真に写しこめるでしょうかネ。


  隅田川には数々の橋があります。これらは,昭和45年以来「万歳」をしていない勝鬨橋と独特の曲線美を呈するレインボーブリッジです。


  佃島付近を航行しているときに佃煮の老舗である「天安」と「佃源・田中屋」の看板が見えていました。古きは江戸中から仕入れ人が両店の辺りへ訪れたのかなどを想像したり,楽しい一時が味わえました。



  都立の葛西臨海公園の波止場着。間近に青々とした森,水族館,芝生広場に大きな観覧車が見えており,地図によると意外に小沼が多く,野鳥の観察が通路際に設えられた観察窓からできるように配慮されていました。そして,渡り鳥の多い冬季に再訪したいとの誘惑に駆られます。生憎その日には,コサギ,アオサギ,カルガモの程度でしたが。


   ここは,葛西海浜公園と橋で繋がっており,孫と砂浜で遊ぶことも。当日の当時刻頃では潮が多い目で,キット干潮になると砂浜が広がるのではと思われました。一度は行ってみたいディズニーランドも遠目にありました。

   15時頃に自由解散。水族館に行く人,帰路に就く人,私はもう少し探索して正面入口から最寄りの京葉線で帰路につきました。撮影行では何時も同じことでしょうが,被写体を事前に頭に描いておくことが重要であると自覚させられた次第です。
(記録  福山)

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。