2015年12月23日水曜日

「作品学習会」の紹介



十二月例会での「作品学習会」紹介

  毎例会に進行係の小池さん他から頂いたご意見・ご指摘によって討論が行われます。今回は1枚の「紅葉」作品に対するご指摘等と撮影者の反省の言を紹介します。

○撮影者(福山さん)の言葉

Before
  今年の紅葉は比較的温暖な気候が続いたためか例年より色合いが劣ります。そんな中,少しでもと思って出かけた11月07日の柳沢峠,車窓から比較的良さそうに見える脇道に入って撮った1枚です。
  作品は,中央部を斜めに横切る暗い部分と,2群に分かれた紅葉とからなる斜め構図になっています。これには暗い部分の周辺にある紅葉を際立たせることが意図されています。

○参加者意見の纏め

  暗い部分が邪魔になっていませんか?寧ろ右上の紅葉部分を少なくし,左側と下側に余裕が欲しいように思いますがということでした。

○撮影者の反省

  当初に目論んだ「暗い部分の周辺にある紅葉を際立たせる」ことを考え直したほうが良いのではないかと言うことで斟酌しました。2群する紅葉の面積は違うとはいえ色合いが同じであり,結果として「目線が2群間を彷徨う」ことになるので落ち着きのない作品になってしまったと受け取りました。
After
  この反省に基づいて原版の許す限りで右図のように修正してみました。紅葉の面積比を大きく変え,左側の背景を少し暗くすることで目線が前図よりも左下方向に行きやすくなったのではないかと思います。目線の落ち着きがでたでしょうか?

  ご意見・ご指摘,有難うございました。更なるご指摘・ご意見がありましたらお願いいたします。

☆写真に興味のある方,下記メールアドレスへご一報ください。ご一緒してみませんか?
phc.deai@gmail.com

2015年9月22日火曜日

日野市のポータルサイト「Hi-Know ! 」からの写真展取材



Hi-Know ! からの取材報告


13回フォトサークル「であい」写真展に日野市のポータルサイト「Hi-Know ! 」のまち記者から取材を受けましたので報告します。


  取材日時              平成27917日(木)  1330分頃から1時間ほど
  まち記者              山田 彰一 さん
  作品説明              主に副代表の福山さんが行った。
  動画撮影              主に代表の青木さんが受け答えを行った。
  動画閲覧              YouTubeに掲載しそれにリンクする形で
                  URLを日野市のポータルサイト「Hi-Know ! 」内に貼り付け。
       URLは下記の通りで,世界の誰でも閲覧できます。
      ( 閲覧にはマウスのカーソルでクリック )


     最後の方に何枚かの写真も出てきます。
                                                                 以上

2015年8月15日土曜日

写真展のご案内


13回フォトサークル「であい」写真展のご案内

会員一同
1.日    時: 平成27917() 20()

2.開催時間: ◎ 17:13時~17 ◎ 18日~19:10時~17◎ 20:10時~16

3.会    場: ひの煉瓦ホール(日野市民会館)2F展示室 (日野市役所隣)
  所 在: 日野市神明1-12-1

4.アクセス: ◎JR日野駅から徒歩15
                   ◎京王線・モノレール・高幡不動駅から
                      日野駅行きバス(実践女子短大経由) 実践女子短大前下車 徒歩3


 会員一同,皆様のご来場をお待ちしております


2015年5月21日木曜日

「作品学習会」の紹介

五月例会での「作品学習会」の紹介

 「作品学習会」で進行係りの小池さんにお願いして相互に意見交換を行った1コマです。

○撮影者(福山さん)の言葉 
  この写真は,330日に撮影会係りの企画によって実施された都立小金井公園撮影会での一枚です。本来ならば四月例会に持参したかったのですが,現像が間に合わず持ち込めませんでした。これは,西門から入って直ぐの右手に機関車,その左手にある菜の花畑の傍の桜です。背景の黄色とピンク色の組み合わせに魅力を感じて撮りました。狙いとしては,背景にマッチしそうな桜の一枝をと思い,キョロキョロと目を配ると三角形が目に入りました。これらを組み合わせる構図でシャッターを切りました。

○参加者意見の纏め
  菜の花が十分にボケているので絞り(F4.2200mmMicro)をもう少し絞り,被写界深度を深くして桜の花のボケを少なくした方が良かったのではないでしょうか。また,菜の花の黄色が横の一筋になっているが,もう少し幅広く撮れているともっと良かったのではないかと言うことでした。

○撮影者の感想
ご指摘のように200mmMicroレンズで絞り開放では被写界深度が浅すぎました。絞りを変えながら,意図に相応しいピントの調子が得られるよう練習したいと思います。菜の花ですが,比較的狭い畝でしたのでこの様になってしまいましたが,桜の枝が菜の花に近くなるように押さえる等をすればもっと幅広く撮れた筈でした。これも撮影前に意図を十分に整理するようにしていきたいと思います。
ご意見有難うございました。


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2015年4月15日水曜日

撮影会係りの活動 3

「都立小金井公園」撮影会に参加して


 313日開催の月例会で撮影会係から提案された331日(火)の3回目のそうだ  小金井公園に行こう撮影会に参加しました。これは,それへの参加メモです。
人出の多いこと多いこと
 当日は雲一つない快晴で,930分にJR小金井駅北口のバス乗り場に集合した6名(撮影会係りの鈴木さん,代表の青木さん,一ノ瀬さん,小池さん,高木さんと私)は10分ほどの乗車で小金井公園西口バス停に到着。この都立公園は,南面に通る五日市街道と玉川上水沿いの過っての桜の名所に伍して名所になったそうです。入り口に立つと奥のほうに逆光でうす赤い光で眼を突く木々に息を呑みました。歩を進めると,そこは満開で花見に絶好のタイミング,ウイーク・デーにも係わらず人出が多いのも納得できました。そして私たちは,口々に「凄いねーッ!・・・」などと言いながら思いおもいの場所に思いおもいの被写体を求めて移動し,カメラを向け始めるのでした。桜と菜の花のコンビネーション,桜の木の枝ぶり,咲きかけの初々しい花一輪,逆光での花びらの輝きなど。また,木々の下で太極拳のような運動するグループ,敷いたシートで「花と団子(より?)」を楽しむ人々などなど,多くの被写体がありました。とは言いながら,皆さんの事後感想では,桜は難しい,人があまりにも多くて,太陽が高い位置だったのでなどと難儀したとのこと,このような状況下での成果は410日の例会時に提示され,相互に意見交換が行われたところです。
桜にピント
機関車にピント
 そこで,私の成果ですが,準備が整わなかったので例会時に持参できなかったのは残念でした。ここでは自己反省の一側面をお示しいたします。
 この公園の西口から入って直ぐの右側にC57型の蒸気機関車と客車が満開の寒緋桜に囲まれて鉄柵の中に展示されています。この公園での手始めに,もっとも赤い花を咲かすこの桜と存在感のある機関車との組み合わせに注目しました。そこで,展示場にある機関車と桜をどのように扱うかだと考え,①「機関車」展示場にある「桜」と②「桜」のある「機関車」展示場の二方面から試みました。①の場合の操作は「桜」が主題なので桜の主張を強めて機関車の主張を抑えることであり,②はその逆です。そのためのカメラ操ポイントは,機関車と桜との占有面積の割合調整であり,もう一つはピントの合わせ具合にあると考えて撮ったのがこれら2枚の写真です。鉄柵の中に入ることはできず,鉄柵の隙間からでは思うような画角が得られなかったことからこの程度の構図になってしまいましたとの言い訳が自然に?出てしまいました。ここは国営昭和記念公園の約半分の広さ(80ha(1ha=100m×100m))があるとのこと,この先に被写体を求めながら100枚弱のシャッターを押しました。こうして,中央口の少し先までしか行けませんでしたが, 疲れてくると自然に皆さんが集まり始めるもの,13時過ぎだったでしょうか,撮影会係りの鈴木さんから「自由解散にします」との声があり,帰路につきました。
 事後に,鉄柵がなくて桜の位置にも融通があったとして,「桜」と「機関車」がどのような組み合わせになれれば良かったのかを思い返してみても,あまりパットした結論がでません。咲き誇っているとは言え,その背景に展示された機関車がある意義を見出すのは難しそうです。即ち,私にはこれら2者の関係が頭の中で消化できていないままに,1時間もの時間を費やしてしまったのだと解りました。が,何事も経験と前向きに捉えたいと思います。  
                                                                                                                     (福山記)